2024.09.13
日立ソリューションズは、SX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)を中期経営計画の柱に置き、自社の経営変革や事業活動を通じた社会課題解決の推進、コミュニティの立ち上げなど、さまざま活動に取り組んでいます。
活動の一つであるSXプロジェクトは、「未来に亘って価値を提供し稼ぐ力を維持強化するために、視点を地球社会のサステナビリティに据え、経済価値と社会価値、環境価値の共存を、多様なステークホルダーとの協創をベースに事業活動・企業活動を通じて実現していく企業・組織へ変革すること」を目的に立ち上げられました。
SXプロジェクト支援に携わるPwCコンサルティング合同会社と、SXを実現する上でのチャレンジや、その乗り越え方、今後のSXの取り組みのあるべき姿を語り合いましたので、ぜひご覧ください。
対談記事
真の"SX"に挑む企業たち ~Striving for a sustainable future~
サステナビリティ経営の実現に向けた本気の全社改革
(1)日立ソリューションズのSXプロジェクトは、21年度に前段階として全体計画を検討、プロジェクト初年度の22年度に新MVV(Mission, Vision, Value)を策定し、23年度にはマテリアリティの策定と無形資産の整理と管理指標の設定を実施した。
(2)SXプロジェクトの事務局は、全社をサポートする組織と位置づけ、各事業部のイノベーション意識が強い若手社員を中心としてスタート。MVVやマテリアリティの策定は、経営層主導ではなく、社員の自分事化を狙い、全社員を巻き込む形で進めた。それらを次期中計に組み込むといった一連の流れを通じて、経営層のコミットメントと現場の熱い思いを繋いだ。
(3)27年度までの次期中計の策定では、SXプロジェクトの成果であるMVVやマテリアリティも反映される。財務指標を中心とした計画に加え、長期的なゴールを目指す中で非財務指標も含めてどのような3年間にすべきなのかを示した上で、企業活動、事業活動を通じてSXを推進していく。