日立ソリューションズは、SX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)を中期経営計画の柱に置き、自社の経営変革や事業活動を通じた社会課題解決の推進、コミュニティの立ち上げなど、さまざま活動に取り組んでいます。これらのSX活動の推進においては、DX(デジタルトランスフォーメーション)や従業員体験(EX)の向上、そして、協創(共創)※が重要だと考えています。
サステナビリティと「DX」「EX向上」「協創」の3つの取り組みの関係性と、「SX」の重要性の認知度について、ビジネスパーソンの意識を明らかにするため、2023年に意識調査を行いましたので、トピックスをご紹介いたします。
※個社では解決が難しい複雑な社会課題に対応していくためには、多様な立場のステークホルダーと協働して新しい価値を創出すること
調査結果の総括
- サステナビリティを推進している人が実際に取り組んでいる分野は、第1位が36.8%で「環境課題 エネルギー管理」、次いで31.2%が「社会課題 データセキュリティ」。ITの活用が進む中で、データセキュリティが企業経営だけでなく、持続可能な社会に向けた重要な課題になっていることがうかがえる。
- サステナビリティを推進している人の約90%は、「DX」「EX向上」「協創」が重要だと回答。企業がサステナビリティを推進するうえで、これらは無視できない取り組みと言えそう。
- サステナビリティを推進している人が、DX推進とEX向上で感じている課題は共通しており、「スキルやノウハウを持った人材の確保」、「経営層のコミットメント」が上位。また、「協創」の課題で最も多かったのは、「パートナーの企業や組織などが見つからない」こと。「DX」「EX向上」「協創」の取り組みには共通して、推進する人や組織の理解向上、ケーパビリティの向上が課題であることが推察できる。
関連リンク
意識調査の概要・総括・詳細・見解はこちらから
https://www.hitachi-solutions.co.jp/company/press/news/2023/1121.html
日立ソリューションズのオープンなコミュニティ『ハロみん』
https://future.hitachi-solutions.co.jp/community/