しろと・ゆか
1969年青森県南津軽郡出身。
日立ソフトウェア女子ソフトボール部で活躍後、93年にプロゴルファー転向。
2014年に女子シニアのレジェンズツアー「シブヤカップ」で初勝利。
17年に「ふくやカップマダムオープン」と「シブヤカップ」を制覇し、レジェンズツアー賞金女王に輝いた。日立ソリューションズ所属。
●ヒザの高さからドロップ
ドロップはヒザの高さで |
ドロップは肩の高さではなく、ヒザの高さからボールを落とすようになりました。間違ったドロップをした場合は、やり直しが必要です。そのままプレーした際は罰がつく場合があります。救済エリアでドロップを行う場合は、クラブレングスに使用するクラブはパターを除く最も長いクラブで行います。
●ボール探しは3分
ボール探しは3分以内 |
2打罰でバンカーの |
ボールを探す時間は5分から3分に短縮。3分以内に見つからない場合は紛失球となります。またバンカー内のルースインペディメント(小石や落ち葉などプレーの邪魔になるもの)は取り除け、クラブは砂に触れてもOKです。
※ボールのすぐ手前にソールしたり、素振りやバックスイングで砂に触れると2打罰が課せられます。
また、バンカーにボールが入った場合、バンカーの外から2罰で打つことが可能です。ホールとボールを結んだ延長線上のバンカー外で、1クラブレングス以内にドロップします。
●旗竿を立てたままパットが可能に
旗竿を立てたまま |
グリーン上でプレーヤーは旗竿を立てたままパットできるようになりました。ただし旗竿を残しておくことにしていたのに、キャディが勝手に抜いてしまった場合、プレーヤーが2打罰を受けます。同伴競技者が抜いた場合は、その同伴競技者に2打罰が課せられます。またボールの転がりに影響しなければ、キャディがラインに触れても無罰で、キャディがマークしてボールを拾い上げるとき、プレーヤーの承認はいらなくなりました。
●その他の変更点
- コース内の名称が変わりました。「ティーインググラウンド」→「ティーイングエリア」、「スルーザグリーン」→「ジェネラルエリア」、「ウォーターハザード」→「ペナルティーエリア」
※バンカー、パッティンググリーンはそのまま。呼び方には注意しましょう。 - プロのトーナメントでよく見られたのが、飛球線後方にキャディが立って、選手がターゲットに正しくアドレスが出来たかどうかチェックするシーン。新ルールではスタンスを取り始めてから、これをすることは認められません。
- 2度打ちした場合、これまでは1打罰が課せられていましたが、今年からは無罰でプレーが続行できます。
- 距離測定器は原則使用可になりました。しかし競技時に認められるのは2点間の計測のみ。高低差計測機能などを使うと2打罰が課せられてしまいます。またグリーンの傾斜などを書いたメモは10・8cm以上17・8cm以内のものに制限されました。この際、拡大鏡は使用不可です。
その他にもルール改正項目はあるので、詳しくはルールブックで確認してくださいね!