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インクルーシブな未来を創造する

協創の体験価値を多様な人々と共有する

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2025年4月13日から10月13日まで開催された大阪・関西万博(©Expo 2025)。日立ソリューションズは、中島さち子氏がプロデュースするシグネチャーパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」にパートナーとして協賛。インクルーシブな未来を描く本パビリオンを通じ日立ソリューションズも様々な活動を展開してきた。今回の協賛に至った背景や、ワークショップをはじめとする取り組みを紹介する。

※本記事は2026年1月に掲載されたものです

日立ソリューションズが「いのちの遊び場 クラゲ館」に協賛し活動した中でも代表的なイベントが、みんなで「未来のまち」を描くというワークショップである。9月の3日間に開催されたイベントには、子どもからシニアまで幅広い年齢層の476人が参加。中心的な役割を担った2人が、クラゲ館での体験を振り返る。

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    野田 勝義

    株式会社日立ソリューションズ
    サステナビリティ推進本部
    シニアエバンジェリスト

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    後藤 桃香

    株式会社日立ソリューションズ
    サステナビリティ推進本部
    ブランド・コミュニケーション部
    主任

幅広い年代が参加したワークショップで示された「協創の楽しさ」「多様性の力」

大阪・関西万博「クラゲ館」に協賛 1年をかけて準備

日立ソリューションズは2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のシグネチャーパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」に、パートナーとして協賛しました。

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後藤:日立ソリューションズは、持続可能な社会の実現に向けて、様々なステークホルダーとの協創やDX を通じ、SX(Sustainability Transformation)を推進しています。クラゲ館のプロデューサーを務めた中島さち子さん(株式会社steAm 代表取締役)は、「プレイフルで希望に満ちたインクルーシブな未来共創社会」を模索するという想い、そして多様な人々が協力して未来を創るという「協創」のコンセプトをお持ちです。

当社も、誰もが幸せに暮らせる社会をみんなで創りたい、との想いでSXを推進してきたため、中島さんのコンセプトに強く共感しました。

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野田:中島さんの想いや、世界中の企業や公的機関、教育機関、地域コミュニティを巻き込み価値を創出する姿勢は、協創でワクワクする未来を創っていくコミュニティ「ハロみん」をはじめとした当社の活動と共通するものがあると思い協賛を決め、社内の体制づくりに取り掛かりました。

サステナビリティ推進本部のブランド・コミュニケーション部が中心となり、クラゲ館でどんな活動をするのか、企画段階からほぼ1年をかけて準備しました。

多様な476人が参加「みんなでつくれて楽しかった」との声も寄せられた

ー具体的な活動の内容を教えてください。

後藤:代表的な取り組みが、9月12、13、19日の3日間開催した「"2050年の未来のまち"を描くワークショップ」になります。生成AIが描いた「未来のまち」の線画に、クラゲ館でのワークショップ参加者が色を塗っていきます。

1回のワークショップは10分程度で、前半ではSXや協創の考え方などを説明し、後半で絵を彩ってもらいます。絵は全部で8枚。1枚当たり約60人が順番に手を入れて仕上げました。

中島さんは「ワクワク」「インクルーシブ」といった言葉を大切にされていますが、「未来のまち」はそうした価値を表現するプロセスでした。ワークショップは3日間で47回実施され、子どもからシニアまで幅広い年齢層の合計476人が参加しました。

野田:線画に色をつけるだけでなく、新しい要素を付け加えてくれる方も多かったです。参加者は自分が描いて次の人に引き継ぐので、回数を重ねるごとに絵の雰囲気もどんどん変わっていきました。それも面白い体験だったと思います。また、「みんなでつくれて楽しかった」という声も届いています。まさに協創の体験、協創の価値です。

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ー大阪・関西万博を振り返って、どのような意義があったと思いますか。

野田:ワークショップの作品は期待以上、想像以上のクオリティになりました。「美術館に飾られても不思議じゃない」という声も聞こえてきて、「多様性の力」を実感しました。

後藤:アイデアを具体化する中で、あるいは現地での運営を通じて関わった方々とのつながりは、これからも大事にしたいと思います。大阪・関西万博ではワークショップ以外にも、当社はインクルーシブをテーマにしたイベントなどにも参加しました。この経験を通じて得たものを、今後に活かしていきたいと思います。

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活動REPORT
「いのちの遊び場 クラゲ館」と日立ソリューションズの取り組みの中から3つをピックアップしご紹介します

体験型プログラム
 "2050年の未来のまち"を描くワークショップ 

子どもも大人も一緒に描くいのちを高める未来

3日間で計47回、のべ476人が参加したワークショップでは、子どもから大人まで幅広い世代の来場者が「2050年のいのちを高める未来のまち」をテーマに、生成AIで制作された線画アートに自由に色を塗り、協力して1つの作品を完成させ、計8つの春夏秋冬を表現した彩りや発想にあふれる作品が生まれました。

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ワークショップで完成した作品(春)

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ワークショップで完成した作品(冬)

今回使用した線画アートは、日立ソリューションズが運営するオープンなコミュニティ「ハロみん」やSNSを通じて公募した435件の未来のアイデアをもとに、生成AIによって制作されたものです。

日立ソリューションズは、24年度より「DX by AX toward SX」をスローガンとして掲げ、持続可能な企業経営や社会の実現に向けて、AIの活用を通じたDXを加速させています。本ワークショップはSXの視点から、多様ないのちのつながりや環境との共生、テクノロジーと人間の調和について考える機会となり、参加者にワクワクするような新たな気づきを提供しました。また、当日は社員がボランティアスタッフとして来場者にクラゲ館の魅力を発信しました。

シグネチャープログラム
 Inclusive JAM "We are ALL MINORITIES!!! " 

AURORA新田佳浩選手、岸澤宏樹選手が登壇

多様ないのちが輝く未来社会の構築をめざすトークセッション

25年7月27日、大阪・関西万博「学びと遊び」テーマウィーク公式プログラムの、多様性と共生をテーマにしたクラゲ館のインクルーシブなトークイベント「Inclusive JAM "We are ALL MINORITIES!!!"」に、日立ソリューションズのパラスポーツチームAURORAの新田佳浩選手と岸澤宏樹選手が登壇。中島さち子氏の「創造性・多様性・共創を重視した学びのあり方」の理念に共鳴し、障がいを乗り越えて挑戦し続けるAURORA選手の姿を通じて、共生社会の可能性を発信しました。本セッションは一過性のものではなく、未来の実装へとつながる出会いの場です。ここで議論された観点や問いを起点に次なる行動へと育て、多様な人々が混ざり合い、互いに学び合い遊び合いながら共生社会実現への道筋を描いていきます。

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右から1番目が岸澤宏樹選手、右から2番目が新田佳浩選手

▼イベントのアーカイブ動画はこちら(動画)

ミズノ株式会社主催
 咲洲スポーツフェス2025 
AURORA 久保恒造選手が参加

企業の枠を超えスポーツを通じた体験を支援

ミズノ株式会社が主催する「咲洲スポーツフェス2025」が25年8月20日、21日の2日間開催され、21日はクラゲ館の協賛をきっかけにAURORAがブースを出展。同チームから久保恒造選手が参加しました。本イベントは、地域活性化と子どもたちの心と体を育むスポーツスクール体験をコンセプトに開催。当社ブースではメダルの展示やレーザーライフル射撃体験を実施しました。

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左から1番目が久保恒造選手

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